川口 ふじこ 茅ヶ崎をアップデート

市民集会 1月28日報告&徒然

2023年1月28日(土)は松林地区の市民集会でした。

城田副会長の開会の言葉にはじまり、午後3時より松林公民館で行われました。

今回のテーマは「地域の絆」が大テーマで、市に対する要望事項として、
①自治会加入率の低下に対する施策の検討
②子ども会について
が各委員、部員から発表がありました。
また、報告事項としては、菱沼自治会長より災害時の自助、共助についてやブロック塀緊急調査報告など「生活安全対策における自治会の役割」と題して発表がありました。

今回は「自治会加入率低下」の件について書きます。

①の自治会加入率低下については、年々高齢化が進み、空き家や介護施設への移動、未加入者の増加(新興 住宅地、集合住宅の未加入問題)、退会者の増加(高齢による役や会費の負担を理由に)が近年特にいわれている問題です。
災害時の自助・共助は自治会内の連携こそが重要で、そのあとに公助がきます。ここの理解を住民同士が理解を深めなければ始まらない問題です。

今回の発表では、「自治会において行事等を通じて会員の交流を深め親睦を図るとともに行政の情報提供を効率的に周知する環境を構築」「行政指導による防災対策を会員全員が把握し災害時や緊急時に役立つ訓練を行う」といったことをもとに、市側(行政)に【自治会加入促進に関する支援】を要望しました。自治会単独で加入促進を行うには限界があるということを背景に検討事項としてお願いするといったことでした。

市側の回答としては、ここ最近、自治会加入促進に向けた策として市民課へ来庁の方へアンケートを実施し、自治会活動に対する意識調査を行ったそうです。その結果、自治会は重要だと感じる一方でそれぞれのライフスタイルがあり、加入していない、加入しないといった回答があったほか、自治会の活動がよくわからない、といった意見もあったということです。こうしたアンケート結果を踏まえ、今後の策としてはわかりやすい解説付きの【自治会加入促進チラシ】を配布するといった話がありました。

・・・どこの自治会でも近年非常に悩ましい問題となっていますね。
原因は役の負担の重さ、令和になっても昭和のままの運営や活動を行っていることにも起因があるとも思われます。定年延長や住民の取り巻く環境の変化で今後、担い手不足はより深刻化するとも想定されます。私も自治会の役割について、かな~り昔、何をやっているところだろうとか重要な役面を担うのは働きながらはキツイなーなどと思っていたこともありました。

でも!確かに自治会は必要な共同体です。

まずは、自治会が何をしているところなのか、その「知る」というきっかけが必要ですね。また、共働き世代が益々増え、活動も参加できないといったこともありうるときにどのようにその間を埋めるのか。時代に合った仕組みや「昭和から令和バージョンへのアップデート」が必要だと思います。インターネットからの申込みや行政側に各自治会への入り口的な専用ポータルサイトを制作してもらう、市内の不動産会社さんなどに上記のような自治会加入促進&紹介チラシ配布にご協力いただく、、、などが良いと思います。また、他県他市での成功例を参考にするのもいいでしょう。そして、なんといっても、自治会長や主要な役の方には少しでも報酬があるべきかなと思っています。

自治会活動を大切に思う方が多い一方で、地域で交流するきっかけを得られずにいる方もいます。

あたたかな地域の交流、季節の祭事、憩いの場所、親子のコミュニティ参加等を知ってもらい、参加するきっかけを作る、、、継続した取り組みとアップデートが必要です。

2023年1月28日 松林地区まちぢから協議会 市民集会 川口ふじこ 川口富士子
他市の成功例を把握しているか、今後の具体的施策についての展望、担い手不足について質問したところ、例えば「退職したOB」へも自治会の担い手として積極参加の周知をしているそうです。


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出初式に行ってきました

出初式に行ってきました!

晴天の中での開催!今年の防災は幸先がよさそうな気配が漂います。
午前9時30分からの出初式は、

第1部では、消防車両の行進、式典。
第2部では、茅ヶ崎古式消防保存会による「まとい振り込み」「はしご乗り演技」や救助部隊演技、消防団による一斉放水が行われました。
レスキュー隊員(特別救助隊)の皆さまは本当にカッコよかったです。

令和5年 茅ケ崎市出初式 式典 永年勤続表彰など kawaguchifujiko.info

総合体育館内外での開催。天気も良く、市民の方も多くいらっしゃいました。

梯子の先端で行う演技「肝つぶし」「しゃちほこ」「腹がめ」はまさにヒヤッ。見ているこっちがゾーッっとしてしまうほど。
人々の声が上がって会場を盛り上げていました。

「自分たちのまちは自分たちで守る「消防団員はそれぞれの仕事を持ちながら、という使命感のもと消防団員の方は昼夜を問わず幅広い活動をしています。
。仕事始めとなる出初式、市民が実際を見られるのは3年ぶりの開催で最初から最後まで見られてよかったです。地元消防団の方へ挨拶もさせていただきました。

纏 まとい kawaguchifujiko.info 川口ふじこ 出初式23

今年1年、無災害を祈り、防災意識をもって生活しましょう。

出初の起源は江戸時代に遡ります。「明暦の大火」の後、江戸に「定火消」制度がつくられ、1659年1月4日、定火消が上野東照宮で「出初」を盛大に行ったのが起源といわれています。現在でも火消し姿の隊員が、纏を持ち梯子の上でパフォーマンスを行うのも、ここに理由があるようです。

茅ケ崎市出初式 ワクワク 2023年1月8日 川口ふじこ kawaguchifujiko.info
3年ぶりの開催!最初から最後まで見られてよかったです。
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変えられるのは、新しいチカラ。私はそう信じます。

茅ケ崎市は以前からかなり厳しいといわれている財政難の中、「道の駅」の建設を最優先に挙げています。
でも、それって今となっては、、、最優先なのかな?

私たち市民が思うのは建設よりも身近に必要な市民生活に直結したことを最優先に実行していくべきだ、と考えますよね。
余裕のない財政の中「市税の使い道を考えなおしてほしい・・・」「ひっ迫している財政、どうなるの?」「近隣の市のほうが良い政策がある~」
「近隣の市町は中学校3年、高校まで医療費が無料なのに、、、」という意見がたくさん出ています。これ以外にも市民の要望はたくさん聞こえる。

市内で行われる市民集会や各地域ボランティア団体、自治会からも市民生活の直結課題が多く寄せられています住みやすい街、住んでいてホッとする街、
各世代に必要な整備・制度があってはじめて良い街といえるのではないでしょうか。
ハード面やコンストラクションに力を入れすぎればその分の毎年の維持費などのコストは膨大になっていくのはあたりまえ。

市民の声が生かされているかといえばそうとも言えない現状がありますよね。

市民生活に必要なことは安全・防犯・防災対策、道路の整備(路面修復)、ゴミ環境問題、戸別収集、子育て支援、
中学校の給食早期実現、小児医療費の無償化拡充、高齢者や障がい者の方を含めた移動手段の確保や利便性を図ることでしょう。
どのようなサービスが必要とされているかを市民目線で考えるべきである。市民ファーストでなければならない。
市の行政サービスの質はソフトで決まるのですが、ハード主義の「戦艦大和」的発想は時代遅れと言わざるを得ないですよね。

住みやすいまち、住んでいてホッとするまち、住んでいて誇れるまち
各世代に必要な整備・制度があってはじめて良い街といえるのではないでしょうか。

さぁ、ここで新しい風、新しいチカラを加えてみませんか?
マンネリ打法じゃヒットも出ない。
ここらへんで、各世代の皆さんが安心便利な「茅ヶ崎」を目指して、一緒に進んでまいりましょう。

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